【介護エッセイ 】36年ぶりに一緒に暮らし始める…認知症の母と。(7) 【父の命日】

【前回までのあらすじ】 36年ぶりに実家の母と暮らすことになった。 久しぶりの実家はゴミ屋敷…母は認知症となっていた。 これまでの親不孝を埋めるつもりで、私は母と同居したが 母の認知症は進むばかりだ。 娘hirokoの『こんなはずじゃなかった介護』の喜…

【介護エッセイ 】36年ぶりに一緒に暮らし始める…認知症の母と。(6) 【母の喪服】

【前回までのあらすじ】 36年ぶりに実家の母と暮らすことになった。 久しぶりの実家はゴミ屋敷…母は認知症となっていた。 これまでの親不孝を埋めるつもりで、私は母と同居したが 母の認知症は進むばかりだ。 娘hirokoの『こんなはずじゃなかった介護』の喜…

36年ぶりに一緒に暮らし始める…認知症の母と。(5) 【苦しかったことも忘れてしまう認知症】

【前回までのあらすじ】 35年ぶりに実家の母と暮らすことになった。 久しぶりの実家はゴミ屋敷…母は認知症となっていた。 これまでの親不孝を埋めるつもりで、私は介護の仕事をしながら 一緒に暮らしはじめた。 母の認知症は進むばかりだ。 でも身体はまだま…

35年ぶりに一緒に暮らす、認知症の母と。(4) 【認知症で、家族の絆をもういちど結ぶ】

【前回までのあらすじ】 35年ぶりに実家の母と暮らすことになった。 久しぶりの実家はゴミ屋敷…母は認知症となっていた。 これまでの親不孝を埋めるつもりで一緒に暮らしたが、 母の認知症は進むばかりだ。 娘hirokoの『こんなはずじゃなかった介護』の喜怒…

35年ぶりに一緒に暮らす、認知症の母と。(3) 【認知症とは、人生のアルバムを紐解くこと】

【前回までのあらすじ】 35年ぶりに実家の母と暮らすことになった。 久しぶりの実家はゴミ屋敷…母は認知症となっていた。 好物の果物も腐ったものを買ってくる。 私、hirokoの「こんなはずじゃなかった介護」の喜怒哀楽を綴ります。 ―――――――――――――――――――――――…

35年ぶりに一緒に暮らす、認知症の母と。(2)

【前回のあらすじ】 35年ぶりに実家の母と暮らすことになった。 久しぶりの実家はゴミ屋敷…母は認知症となっていた。 私、hirokoの「こんなはずじゃなかった介護」の喜怒哀楽を綴ります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 毎朝5時半、母の足音がパタパ…

35年ぶりに一緒に暮らす、認知症の母と。(1)

「お母さんがちょっと変。帰ってこられないかな?」 福岡に住む姉から、久し振りの電話を受けたのはある春の日のこと。 東京で約30年、仕事オンリーの生活を続けていた私は、佐賀で一人暮らす母に電話すら殆んどしない親不孝者だった。 「お母さん、すごいの…